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忘年会・新年会の利益を次の集客に活かす

利益を次の集客のために投資するという発想を持つ

飲食店にとって、忘年会や新年会シーズンは大きく利益を上げられるときですね。予約の準備やその対応に追われて大忙しの日が続きますが、やはりお客様がたくさん入るとお店は活気にあふれてきますし、当然利益も大幅アップが期待できます。

店舗の経営側としては「このシーズンを乗り越えられたら、ひと安心」といったところでしょうか。

よく店舗経営者から聞くのが「閑散期にせめて繁忙期の1割でもいいから、時期をずらしてお客様が来店してくれたら良いのに」という声です。

もちろん、飲食店を経営していれば、年末年始のようにしっかりと売上が出せる月と、そうではない月があるのは致し方ないことといえます。

からこそ年末年始の商戦で得た利益は、良くなかった月の分を「取り戻す」ために使うのではなく、売上の悪い月を改善していくために「投資する」といった考え方を持っていただきたいと思います。

新年会シーズン以降にランチ作戦や特別イベントを実施

「投資する」と言うと難しく聞こえるかも知れませんが、決してそうではありません。今回の忘年会や新年会で予約をされたお客様の多くは、新規で来店された方が多いはずです。
そういった新規のお客様を次回来店につなげ、さらに口コミでより多くの人たちに広げていくために利益を使っていくのが「投資」です。

たとえば忘年会や新年会で来店された方にアンケートを実施し、氏名と連絡先などを記入していただいた方にはランチ割引券を提供していく「ランチ作戦」も考えられます。
その上でランチに来てくれた方にはさらにディナータイムのドリンク一杯無料券を差し上げいきましょう。

このように、宴会からランチ、ランチからディナーへと段階的にお客様へアプローチしていくことで、お客様の「お店に対するシンパ度」は次第に高まっていきます。
割引券があるからこのお店に行ってみよう、とお客様が思ってもらえるように、「投資=お客様への特典」は少し大胆に設定してみても良いでしょう。

また、せっかく記入していただいた連絡先は顧客リストにまとめて、有効に使いたいものです。
忘年会や新年会を利用していただいたお礼を送っても良いのですが、単なる「お礼DM」ではお客様の目に留まることはありません。
お客様にダイレクトに発信していくのですから、大胆な「特別イベント」を開催し、その案内をしてみてはいかがでしょう。

たとえばステーキで勝負しているお店なら「国産和牛スペシャルイベント」を企画し、リーズナブルな価格で提供してみるのです。

「このDMをご持参いただければ、オージービーフステーキのお値段そのままで、国産和牛に変更していただけます。
オージービーフのままでよろしければ、通常200グラムのところを300グラムにしてご提供します。どちらかお選びください!」
とすれば、お客様にとってかなりお得感が出るはずです。

「さらに当日の国産和牛イベントの写真をFacebookなどに投稿してくれた方には食後のデザートをサービスします」としておけば、SNSでの拡散も期待できます。

「自分のことを気にかけてくれているお店」になる

忘年会や新年会で得た顧客リストを有効活用するために忘れてはいけないのは、お客様に「この店は自分を大切にしてくれている」と感じてもらえるような工夫です。
あらゆる店舗ビジネスに共通して言えることですが、お客様は「自分だけが大切にされていること」に喜びを感じます。

その意味ではたとえば「お誕生日特別プラン」を用意してみるというのも効果が期待できそうです。

「○月○日は○○さんのお誕生日ですね。おめでとうございます。お誕生日の前後2週間、おめでとう期間として、特別コースメニューをご用意してお待ちしています。単品で頼むよりも30%ほどお得になりますので、ぜひお友だちに声をかけて、誕生日を祝ってもらってください。何名様でも結構です。」
といったメールを送ってみるのも一つの手です。

バレンタインフェア、新春フェア、クリスマスフェア、29日は肉の日など、「誰もが特典を受けられる」イベントには、お客様はあまり食いついてくれません。

また、どうしてもお客様が重なってしまい、効率が悪くなってしまいます。それよりも、「あなたのためだけの特別なイベントです」としたほうが、お客様の心には刺さりやすくなるのです。

もちろん、できればお客様情報をしっかりと蓄積しておき、
「このコースメニューには牡蠣のグラタンが入っていますが、ムール貝に変更していただくことが可能です」
とメールやDMに付記しておけば、アレルギーで牡蠣を食べられないお客様には「気が利くな。やっぱりこの店に行こう」と喜んでもらえるはずです。

忘年会や新年会で得た利益は次のご来店につなげる「投資」に使う。
大胆な投資をするためにも、ぜひ年末年始や歓送迎会シーズンには良い意味で稼ぎまくってください。

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