• 開業までの流れとポイント

飲食店を開業する前は、商圏内の「すべての店舗」で消費をする

開業前に集客をしてしまう

新規で飲食店を開業する人は、「1日に〇人のお客様が来店してくださって、月の売上はこれくらいになって・・・」とウキウキしながら収支シミュレーションをされていることと思います。
でも、そのウキウキ気分に水を差すようで恐縮ですが、飲食店は開業後2年以内に70%以上が廃業しているというデータもあります。
当然のことですが、飲食店はお客様に来店していただくことが出来なければ、潰れてしまいます。
今回は、開業後に「こんなはずじゃなかった」と嘆かれることが無いように、「開業前にできる集客施策」をお伝えしましょう。

商圏内のすべての店舗で「お客様」になる

開業前にできる集客施策とは、「店舗の商圏範囲のすべての店で「お客様」になる」ことです。
商圏というのは、自分のお店にお客様がご来店してくださるだろう範囲のことです。

仮にあなたが住宅立地において「インディア」という名前のカレー屋を開店しようとしているケースを考えてみましょう。
多くの店舗オーナーは「開業時にはクーポンを付けた折り込みチラシを入れて、店前にノボリを立てて目立つようにしておこう」と考えられます。
もちろんこの考え方は全く間違いではありませんし、ぜひ実施していただきたいと思います。でも、オープン当日にその折り込みチラシを見て、店前通行をしてノボリに目をとめてくださる方がどれだけいらっしゃるのか?あまり多くは期待できないですよね。

そこで、店舗物件が確定してから開業日までは、毎日商圏内で消費活動を行っていただきたいのです。

ポイントは領収書の発行依頼

ポイントはたった1つ。お会計をする際に必ず領収書をもらうことです。領収書には「宛名」を書く覧がありますね。ここに必ずあなたが開業する店舗の名前を記入してもらうのです。
レジからピッと出した領収書をそのまま渡そうとされた場合でも、手書きの領収書を書いてくださる場合でも、すかさず「宛名は『スパイスカレー インディア』と書いてください」とお願いをしてみましょう。
あなたはお客様であり、その店舗で物を買ったり食べたりしたお金を支払うため、領収書の発行を依頼された際に店舗側は対応しなくてはなりません。
その、領収書に宛名を書いてもらうタイミングで「スパイスカレー インディア」という名前を説明するために、あなたのお店のチラシやショップカードを見せて書いてもらえば良いのです。

宛名を書き終わった店員さんはそのチラシやショップカードを返そうとされますが、そこで一言「来月〇日に〇〇二丁目の交差点角にオープンしますので、ぜひお越しください。このチラシを持ってきてくだされば、トッピング1品無料でサービスしますから!」と最高の笑顔で営業をしてしまうのです。
さらに付け加えられるのならば、「2名以上でお越しいただいたら、トッピングを2品無料にしちゃいます。ぜひお知り合いと一緒に来てください」と言ってみましょう。

大事なことは、まだ完成もしていない我が店の名前と存在を近隣の方に覚えてもらえるようにハッキリと伝えること、そしてできればお知り合いも誘って来てほしいと伝えることの2点です。

経費にできない場合でも領収書をいただく

もちろん、このように「店舗の認知度を高めるために発行してもらった領収書」のすべてが経費にできるわけではありません。
これらの領収書は経費にするためではなく、発行して宛名を書いてもらうことで店舗認知度を高める目的ですので、思い切って「すべての店」で発行依頼をしてみましょう。

アパレルでも文房具屋でも美容室でも、あらゆるところに自分が「消費者」としてお金を落としに行き、そこで領収書を発行してもらうことで店舗認知度を高め続ける。
この動きを開店前にとれれば、開店時、そして開店後もお客様が途絶えないお店になることでしょう。

もちろん、この「領収書作戦」は開業後でも全く問題なく使えますから、積極的に商圏内の店舗で消費活動をしていってくださいね。

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