1. HOME
  2. 飲食店経営ノウハウコラム
  3. 平均来店組人数を増やすためのPOPとは
  • メニュー作り

平均来店組人数を増やすためのPOPとは

飲食店は平均来店組人数を増やす努力をしよう

飲食店の売上=客数×客単価。この公式はもう頭に入れていただけたかと思います。
この客数を増やすために、通常は「新規顧客をどう増加させるか」「既存顧客にどう再来店してもらうか」を考えますよね?
でも、集客についてもう一つ考えていただきたいのが「1組あたりの来店人数をどう増やすか」についてです。

でもご紹介をしましたが、1ヶ月に1,000万円以上売り上げている居酒屋では、平均来店組人数が2.42人/組なのに対して、月300万円未満の売上しかない居酒屋では、平均来店組人数が1.92人/組しかない、というデータがあります。
やはり繁盛している居酒屋では、「多くのお客様でワイワイ盛り上がっていただいている」傾向があるようですね。お客様が盛り上がられることで、付随して客単価も4,836円(繁盛店)に対して3,912円(非繁盛店)という違いが出ています。
組人数も客単価も違えば、それは売上もグッと変わってきますよね。

組人数を増やすにはPOPを活用しよう

では、具体的に平均来店組人数を増やす方法として、どのような「ワザ」があるのでしょうか?
上記コラムでも紹介しましたが、とある飲食店では

「どうせ飲むなら大人数で楽しみましょう!4名以上でご来店くださったお客様には乾杯ドリンクを無料でご提供いたします。8名以上の場合は、さらにボトルワインを1本プレゼント!」
というPOPを店外・店内のあらゆるところに貼り出して、お客様に訴求をし続けることで大成功を収められました。

具体的にはこんな感じのPOPです。

お客様に対して、「多くの人数でご来店くださいね」と正面から依頼をしても、反応はしてくださりません。
そこで、お客様が多人数で来店することのメリットを具体的に考えて、POPで訴求していけば良いのです。

事例では「乾杯ドリンクかボトルワイン」をプレゼントとしていますが、特典はお刺身盛り合わせでも、食後のデザートでも、次回お使いいただける割引券でも、何でも結構です。
自店ではどんな特典を提供できるかを具体的な策を考えてみてください。

PAGETOP