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飲食店の出店場所は大手チェーンに追随するのもアリ

商圏調査は難しい

ついに目標額の開業資金が貯まり、独立の意思決定をして、飲食店を開業しようという「経験者」が最初につまづくのが、「どこの場所に出店すれば良いのだろうか?」というものです。
特に企業が運営している大手チェーン店で店長を担当されていた方などは、「店舗運営」には慣れていて上手でも、自身で商圏調査や立地診断を担当したことが無いので、その視点をお持ちでないことが多いと言えます。

インターネットで探した有料の商圏調査レポートに申し込んでみても、アウトプットはいわゆる「定量評価」がほとんどで、実際にその数値だけを見て「その場所に出店すべきかどうか」を意思決定するのにはかなりの勇気が必要と言えます。

大手の出店場所を真似る

そんな「不慣れな経験者」が飲食店の出店場所を決めるために、1つポイントがあります。
それは、「流行っている飲食大手チェーン店が出店している近くに自店を出す」ということです。

大手で物件探しをしている店舗開発メンバー(どのエリア・どの物件に出店をすれば儲かるかを調査・交渉する人)は、それはそれは毎日膨大な数の物件情報や売上データとにらめっこしています。
そんな方たちが出店を意思決定したということは、少なくともその大手が出店する物件には「勝算がある」ということですね。

もちろん、自分が開業しようとしている業態と近い業態のほうが望ましいと言えますが、この「大手の出店政策を真似る」という戦術は、ターゲット層が被る場合には、非常に参考になります。

少し変化をつける

でも、大手飲食チェーン店は豊富な販促予算を持っていて、かつ知名度も高い状況です。このチェーン店に正面からガチンコ勝負をしていたら、なかなか勝ち目はありません。
大手と同じような業態ながら、少しだけ高級感を出すとか、飲み放題の時間を同価格で1時間延ばすなど、少しずつ変化をつけていきましょう。

そうすると、「人気の大手チェーン店に予約なしで入ろうとしたけど、ウェイティングがかかっているために他店を探そうとしているお客様」の目に留まるようになります。

POPで告知を行う

こういったお客様を狙って、店前POPなどを使って積極的にアピールをしていきましょう。
POP作成の際には、もちろん店名はお客様の頭の中に入っていませんから、店の看板メニューや、商品単価、店内の雰囲気などが分かるような内容にすることを心がけてください。

他店の営業妨害になってしまってはいけませんが、POPには、「某大手チェーン店の飲み放題内容・金額と同様で、さらに1時間ラストオーダーまでゆっくりと飲んでいただける」ということを記載していきましょう。

ただし、このように文字数を多く書くわけにはいきませんので、実際には「某大手よりも1時間長く飲み放題!お得!」程度の書き方になるでしょう。
もちろん、ハッピーアワーはハイボールが99円!などの、大手ではなかなかマネができないような大胆な設定をして、その告知をPOPで行うことで、店舗の存在をお客様に知っていただく、という戦術も効果的です。

冒頭でもお伝えしましたが、大手飲食チェーン店出身の方は、「店舗運営」自体には慣れていても、物件の良し悪しを見極めたり、集客のための販促を考えるなどが苦手な方が多いように思えます。
「俺は(私は)経験者だからなんとかなるだろう」と考えるのではなく、開業前から徹底的に研究をしてみてくださいね。

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