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お客様の顔と名前を多く覚えている飲食店が勝ち残る

名前を知っているお客様を増やす

さあ質問です。「昨月の自店の売上額はいくらでしたか?」
ほとんどの飲食店経営者が即答できるでしょう。

では次の質問です。「その売上額の内、名前が分かっているお客様からの売上は何%、いくらですか?」
こちらは逆に、即答できる方はほとんどいないでしょう。

飲食店では美容室などと違い、お客様ごとのカルテを作成しませんので、「ご来店いただいた方がどこの誰なのか?」ということが分からないまま接客をします。
お客様も名乗る必要がないので、お互い気楽と言えば気楽ですね。

でも、「気楽だ」と言ってしまっている飲食店は、残念ながらそのうち潰れてしまうかもしれません。
というのは、実は一般的に、「新規のお客様を呼び込む販促費は、既存顧客を呼び込む販促費の5倍から10倍程度かかる」と言われているからです。

グルメサイトは費用がかかりすぎる

大手グルメサイト経由の集客にだけ頼っている飲食店の場合、月に10万~20万円程度支払っていることも多いでしょう。
また、そういったグルメサイトに頼っている店舗は、「広告掲載をやめてしまったらお客様が減りそうで、怖くて中止ができない」という漠然とした不安もかかえているはずです。

「1人のお客様を集客するのにかかった費用」のことを少し難しい言い方でCPAと言います。
大手グルメサイトの場合は、このCPAが3,000円程度かかっていることも多いと言われています。
つまり、10万円の掲載費を支払っても、33名程度しか新規のお客様を呼び込めていない、ということです。

「いやー、うちの店は独自のHPも持っていないし、グルメサイト以外にお客様に自店を知ってもらうチャンスがないから」という方もいるでしょう。
もちろん、今すぐに広告掲載をやめましょうとは言いませんが、ぜひ、「せっかく多額をかけて集客したお客様のお名前をお聞きして、リピート来店につなげる」努力を始めてください。

来店客を手厚くフォローする

先ほど、新規集客は既存フォローの5倍から10倍費用がかかる、とお伝えしました。
逆に言えば、既存客をしっかりとフォローすることができれば、1人あたりの集客コストを1/5から1/10に抑えることができる、ということです。

例えば、お会計の際に「メール会員かLINE@に登録をしていただければ、次回ご利用いただける500円割引券をプレゼントさせていただきます」としたらどうでしょうか?
次回来店時に使える割引券をもらうために個人情報をこちらにお預けいただけるお客様は、再来店意思が強い方です。

大手グルメサイトで@3,000円かけて新規客を集客していた店舗の場合、この方法を採り入れることで、集客のCPAを1/6に落とすことができますね。

新規のお客様を呼び込む施策だけを実施している店舗は、割引クーポンがある店だけを狙ってくる「クーポンハンター」に荒らされてしまい、なかなかリピート来店につながりません。

それよりも、一度でもご来店してくださったお客様を手厚くフォローして、次回のご来店につなげるほうが、よっぽど効果的だと言えます。
願わくば「名前が分かっているお客様」からの売上が50%を超えるようにしたいですね。
リピート来店してくださるお客様の数が多いということは、それだけお店のファンになってくださっている方が多い、すなわち近隣に似たような競合店ができても、浮気をされずにしっかりと毎月売上を立て続けることができる、ということになります。
また、来店回数が多くなればなるほどお得になる「常連さまエコ(ひいき)カード」などを作成すれば、さらにお客様は喜んでご来店していただけることでしょう。

飲食店は、ぜひ「名前が分かるお客様」の数を増やしていきましょう。

毎日の業務終了後に、「今日は〇人中〇人、〇%のお客様が常連のお客様だった」などと日報に記入しつづけると、だんだんと快感につながってきますよ。

面倒で小難しい計算は自動化して、考えることに集中しましょう

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