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スタッフの時給決定は「アウトプット能力」で定量評価する

時給はなんとなく、で決めない

あなたが経営する店舗で働いてくれているスタッフAさんとBさんに50円の時給差があるとしましょう。
この50円の違いはなぜ生まれたのか、明確にスタッフに説明できますか?

多くの飲食店では、「Aさんは長いこと頑張ってくれているから、ことあるごとに10円ずつ時給を上げていたら、他のスタッフよりも50円高くなっていました」など、明確な理由なくスタッフ間に時給格差が生まれてしまっています。

これでは、同じ能力を持ちながらも時給が低い人にとっては不公平感が出てしまいます。

持っている能力ごとにプラス加点をしていく

では、スタッフ同士が見ても支給されている時給に不公平感が無いようにするためにはどうしたら良いでしょうか?
その答えは、基本時給にプラスして、そのスタッフが持っている「アウトプット能力」をプラス加点して決めていく、というものです。

プラス加点とはどういうことかと言うと、例えばホールスタッフの時給を決める際は、
・基本時給は一律700円/時間

この基本時給に、
・常に笑顔を絶やさずに接客ができていればプラス50円
・全メニューをメモを見ずにおすすめできればプラス50円
・さらに使っている食材の産地をメモを見ずに言えればプラス50円
・繁忙時間に厨房で調理補助が出来ればプラス50円
・お店のウリであるチャーハンを調理する技術を持っていればプラス100円
・シフト管理や調整ができればプラス100円
・自分以外のスタッフを指導する意識と能力があればプラス100円
・3ヶ月連続週平均28時間以上シフトインし続けていればプラス50円
などのプラス加点要素を決めておき、該当すれば時給をアップする、というルールを周知しておくのです。

評価は他のスタッフにしてもらう

もちろんこれらのプラス加点項目は、店長だけで判断するのではなく、毎月1回のロング朝礼時に、他のスタッフから評価をしてもらうようにします。
こうすることで、「店長に気に入られているあの人だけ、なぜか時給が高い」というような不公平感が出なくなります。

スタッフも「どうやったら自分の時給を上げてもらうことができるのか」が明確になるため、時給アップのために、具体的に自分の能力を高めていこうと努力をし始めます。

このプラス加点評価をしていくと、学生のアルバイトスタッフよりも、主婦スタッフのほうががぜんやる気を出すケースが多くあります。
お子さんの教育費や家庭の事情などで、学生よりも主婦のほうが「1円でも多く給料を持って帰りたい」という想いが強い方が多いからです。

最近はアルバイトの主婦が飲食店の店長業務を任されるケースなども多くなってきました。
ぜひ、自店スタッフの評価項目を全員にしっかりと明示して、各自が率先して能力アップをしたくなるようにしてあげてください。

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