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飲食店は年始から集客キャンペーンを展開すべき

忘年会で来店されたお客様をしっかりとフォローする

忘年会に来られるお客様のほとんどが、「当店の新規客」です。その新規客をしっかりとフォローすることが、年明けからの売上確保には非常に重要と言えますね。

フォローをするためには、お客様の連絡先などをゲットする必要がありますが、(名刺取得方法などはこちら)単純に、「昨年末は当店にお越しいただきましてありがとうございました」という、面白味のないあいさつ文をお送りするだけでは、お客様は振り返ってくださりません。

「忘年会でお出ししたメニューの中で、特に評判をいただいたものを、月替わりで格安特別メニューとしてご提供いたします」などと、忘年会で召し上がっていただいた料理のおいしさなどを思い出してもらえるような挨拶と、その特別メニューのミニサイズを無料でオーダーできるクーポンなどを付けたおハガキなどをお送りすることが、お客様の行動を促すことになります。

1月は3種類の貝の酒蒸し、2月は洋風ウニリゾットトリュフ風味、3月は海鮮絶品漬けチラシ丼
など、一押しメニューを改めて紹介すると共に、1月は酒蒸しに合う日本酒フェアを開催。純米大吟醸から、まだあまり知られていない蔵元の「生?(きもと)造り」を特別に試飲いただけます。

2月は、インポータから直接仕入れたワインフェア。
リゾットの風味と合わさるとさらにうま味を増す白ワインに加え、珍しいロゼスパークリングもご用意しております。

3月は本場九州から集めた厳選焼酎を黒千代香(黒じょか)でお召し上がりいただきます。
前日から仕込み水と合わせておきますので、まろやかな風味をお楽しみください。

というように、それぞれの月でおいしそうなメニューとその料理に合うお酒を安く、おいしく飲めそうだ、というように思っていただくことがお客様の行動意欲を喚起します。また、「3ヶ月連続来店いただき、スタンプを3つ貯めた方には、4月の熟成肉フェア無料試食会にご招待します」などと、お客様のコンプリート熱を呼び覚ますような仕掛けも良いでしょう。

4名以上の来店でさらに特典をつける

このように、忘年会で来店してくだったお客様の再来店リピートを促すべく、年始から色々な販促を行っていただきたいのですが、ここにもう一つポイン トがあります。

「1名、2名でのご来店よりも、4名以上でご来店いただくと、さらに特典がある」ということを告知することです。

忘年会にお越しになり、大 人数で楽しんだ思い出があるお店から、「4名以上でご来店の場合、焼酎の四号ボトルを1本プレゼント」などとお誘いがあれば、「おい、また店から誘いが来 ているぞ。4人で行くと焼酎のボトルをだしてくれるみたいだから、行ってみないか」と多くの仲間をさそって再来店してくださる期待値も高くなるのです。

2名よりも4名などでお越しいただいたほうが盛り上がり、お酒も進むため、焼酎ボトルをプレゼントしたとしても、お店にとってはさらに売上と利益を立てることが可能となります。

面白くないDMはゴミ箱に直行

先ほども書きましたが、飲食店からお客様にお送りするハガキなどは、興味を持っていただけるような工夫や仕掛けが必要です。興味を持っていただけなければ、0.5秒眺めただけで、「DMか。」と言ってゴミ箱に投げ入れられてしまいますからね。

「3月、4月の歓送迎会にもぜひ当店をご利用ください」という当たり前のことだけを書くのではなく、「2週間前までに10名以上でご予約いただけば、当店近隣のおいしいケーキ屋のホールケーキをメッセージ付きで無料でご用意いたします」などの粋な計らいを見せると、幹事さんの心もグッとつかめるはずです。

ぜひ、お客様がもらって喜ぶハガキはどんなものか、をしっかりと考え、年始の販促内容に活かしてください。

経理はスマホでスマートに終わらせて、儲けることに専念しましょう

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