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- 利益アップ・コスト削減
ラーメン店の経営指標
ラーメン店はトッピングとサイドメニューの出数で売上と利益が大きく変わる
ラーメン店は、オーソドックスなラーメンを売るだけでなく、いかにトッピングとサイドメニューを売っていくかが、売上と利益確保に直結する業態です。
ノーマルラーメンが売価650円、原価率30%の場合、トッピングを150円つけてもらうことで、売価が800円となり、原価率も1~2%下げることが可能です。
トッピング3種盛、明太子ご飯セット、煮タマゴ、替え玉など、複雑なオペレーションを必要としないメニューを用意することが必要です。
チャーハンセット、餃子セットなどは、人気があり売上にはつながりやすいですが、調理に時間がかかり、回転数にも影響がでるため、ピークタイムには提供を控えたほうが良いと言えます。
ぜひ、自店の数字を確認し、各指標を改善するとどれだけ売上・利益が変わるのかをシミュレーションしてみてください。
あなたのお店と比べてみましょう!!
15坪24席のお店を想定
売上 | 2,500,000円 | 人件費率 | 30% |
---|---|---|---|
客数 | 3,125人 | 原価率 | 30% |
客単価 | 800円 | 営業利益 | 250,000円 |
営業利益を2倍にするためには?
上記想定店舗は250万円の月商で25万円の営業利益(10%)を残していますので、そこそこの優秀店と言えます。
しかし、その数値から、ほんの少しずつ客単価・客数・原価率を改善するだけで、営業利益を2倍以上稼ぐことが可能となります。
客単価を800円から50円アップして850円に。お客様の数を1日平均5人プラス。原価率を2%ダウン。この3つの改善をするだけで、
営業利益は約2倍になります。
もちろん、簡単なことではありませんが、まずは客数と客単価の改善からスタートをしてみてください。この3つの指標を改善するだけで、約24万円の営業利益を上乗せすることが可能となります。
(客単価アップについては、原価率に影響が無いものとして計算しています)
改善指標 | 改善目安 | 営業利益 |
---|---|---|
客数 | 5人/日アップ | 84,000円 |
客単価 | 50円アップ | 109,375円 |
原価率 | 2%削減 | 50,000円 |
合計 | 243,375円 |
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