- レストラン
- ネット集客
レストランのSNS活用~ライバル店と差をつける
写真に特化したSNSインスタグラム
レストランが集客数を増やすためのポイントの1つは、自店のウリをちゃんと伝えることですね。
たとえばボリュームの多さをウリにしているレストランならば、そのメガ盛りっぷりをより多くの人に魅力的に伝えることができれば、集客は大いに期待できます。
その、「自店のウリをお客様に伝える」際に鍵となるのは、どのような写真をどのような媒体で伝えていくか、という点です。
もちろん、プロのカメラマンに撮影してもらった写真をチラシに刷り、配布すれば良いのでしょうが、それなりの費用がかかってしまいます。さらに、紙のチラシでは、せっかくお金をかけて印刷をしても、レストランを探している人にちゃんと届くかどうかは疑問です。
最近では、レストランの経営者や店長自らがブログを書いたり、Facebookページにこまめに投稿し続けたりという努力をしているケースが増えてきました。時にはお客様が店舗で撮影してくれた写真を各種SNSに投稿してくれることもあるでしょうが、その際の問題は「写真の品質が低いケースが多い」という点です。この写真品質の低さを補ってくれるSNSは無いものでしょうか?
実は、レストランにとってかなり使えるSNSがあります。それが今、若者の間で利用者が急増中のインスタグラム(Instagram)です。インスタと呼ばれるこのSNSは、公式ページによると世界中で5億人以上のアクティブ利用者がいるそうですが、「スマホベースのSNSで、画像と動画を投稿することをメインに開発されている」という点がポイントです。
多くのSNSが「文字を書いて、自分の想いを他の人に伝える」ことに重きを置いているのに対して、インスタでは「言葉はいらないから、写真で自分の想いや経験、世界観を他の人に伝える」ことを重視しています。
インスタでは、スマホで撮影した画像のフレーム変更や色補正などの加工をその場で直観的に行えるため、「撮った時は大したことが無い写真」でも、ちょっと加工をするだけで、「かなりイケてる写真」にすることができるのです。自分の世界観を大切にしている、流行に敏感な若年層は、「SNSに投稿する写真がダサければ、自分もダサく思われてしまう」と感じるために、レストランで食べた料理の写真でも、「世界一おいしそうに」加工をしてくれ、インスタグラムに投稿してくれるのです。
これからSNSを使って集客数を増やしていきたいと考えているレストランは、まずは自店のインスタグラムのアカウントを開設してください。最初は見よう見まねで結構ですから、イチオシ料理をスマホで撮影し、インスタで加工をして、アップをし続けるのです。
また、自店のお客様になっていただけそうな方をインスタ上で見つけたら、すかさずフォローをしてみてください。先方がこちらをフォローし返してくれると、ダイレクトメッセージを送信したり、非公開写真を見せることが可能となります。
「当店のInstagramをフォローしてくれているお客様限定で、〇〇のマル秘食材を使った新メニューの試食会にご招待します。ぜひフォローしてくださいね」
このようなPOPを店内に貼ったり、インスタ上で告知をし続けていけば、少しずつではありますが、フォロワーが増えていき、そのフォロワーを通じて自店のウリを情報発信することができるようになります。
インスタグラムなどは直観的に操作ができるため、「WEB関係は苦手」と思っていた人も実際に手を動かしてみると想像していた以上に簡単にできることがわかるでしょう。
特に面白いのが、ハッシュタグ(#)をつけて投稿する方法です。ハッシュタグとは、投稿された写真に関するキーワードのようなものだと覚えておいてください。
方法はカンタン。キーワードの前に「#」を入力するだけです。
#レストラン #restaurant #steak などのように、#をつけておけば、同様のキーワードで投稿している人が自店のインスタページを見に来てくれる可能性が高くなるのです。
あなたが「インターネットとかSNSとか、そういうのは苦手だから」とWEB関係の手を打つのに躊躇している今この瞬間にもお客様はSNSを上手に活用しているお店に流れてしまっている可能性があります。インスタグラムはぜひとも今すぐチャレンジしてみてほしいSNSです。
豊富な実績とノウハウを持つ運用支援サービスの利用も選択肢
インスタグラムの操作は「WEB関係は苦手」と思っていた人も実際に手を動かしてみると想像していた以上に簡単にできることがわかるでしょう。
ただ、一方で忙しい営業の中で人手も少なく、掲載する写真の工夫や、継続的な取り組みがなかなか難しいという飲食店様もいらっしゃるかもしれません。最初は思い切ってノウハウ豊富な専門の会社に初期運用を委託し、軌道に乗ったらお店自身による運用に移行するのも一つの選択肢かもしれません。一例として、GMOグループが提供しているサービスをご紹介させていただきます。
IT補助金等、公的な補助を受けて利用できる場合もありますので、よろしければお問い合わせください。
GMOコマース社 実店舗集客サービス