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ラーメン店のSNS活用法とは~SNSでお金をかけずに集客
お金をかけずに口コミでお店を宣伝
販促費をあまりかけられないというラーメン店が多いと聞きます。確かに集客に苦戦して、営業利益率が3%程度しか確保できていないお店では、販促費はかけづらいですよね。
では、販促費をかけられない飲食店がいかにして口コミを広めていくか、想像してみていただけますか?
・1,500グラムのチャレンジカレー 食べきったら無料のお店
・4種類の生ウニが食べくらべられる店
・炊きたてのご飯と明太子が食べ放題の店
・40日間寝かせた熟成寿司が食べられるお寿司屋さん
・49種類のシングルモルトがそろっているお店
・100種類の日本酒が飲み比べられる日本酒専門店
・自分でシェーカーを振ってオリジナルカクテルを作れるお店
実はこれらは、販促費をかけていないのに繁盛している飲食店が「ウリ」にしている内容です。
こんなお店を知っていたら、思わず友人に「○○の店があるんだけど、行ってみない?」と声をかけてしまいそうですよね。
このように、自店のウリをキャッチフレーズ化してお客様に覚えていただくことで口コミを促進する、ということは常套手段ですが、この時代ですから、せっかくなのでSNSでお客様に情報発信をしてもらい、告知のお手伝いをしてもらいましょう。
Twitterだったらハッシュタグをつけてもらい、Facebookだったらチェックインをしてもらってツイートをしてくれたお客様には○○をプレゼント!とすると、協力してもらいやすくなります。
ポイントは、「俺(私)こんなお店で楽しんでるんだけど、いいでしょ~!」とお友達に自慢したくなるようなコメントを「写真と共に」ツイートしてもらうことです。
文字だけですとどうしてもイメージが伝わりづらくなりがちですが、1,500グラムのどでかいカレーの写真や、シェーカーを見よう見まねで振っている写真が「あり得ない!」「めっちゃ受ける」「この店に来ると私は毎回ダメな人間になってしまいます」などのコメントと共にSNSにアップされると、その内容を見た人からもコメントが入りやすくなり、口コミにつながります。
もう一工夫でリピーターを増やしましょう
ラーメン店が実行できる一工夫としては、例えば通常の5倍以上ある特大ラーメンを完食した方には「完食証」を発行して、次回以降来店時にトッピング1品永久無料、などの特典をつけてみましょう。
こうすることで、お客様は複数枚の写真をSNSにアップしてくれますので、どんぶり自体がとてつもなく大きなラーメン写真でインパクト、完食証の内容で店名や電話番号告知、「永久特典ゲット!」というコメントで話題性をもたらすことが可能となるのです。
また、100種類の日本酒が飲めるお店では、お客様の「成績表」を作成することで、リピート来店と話題作りの両方を狙っています。
どういうことかと言うと、お客様が来店されるとまずはお名前と新規来店かどうかをお聞きします。
新規の場合は、その方に日本地図上に全国の日本酒の名前が配置されている「その方専用ランチョンマット」をお渡しして、直筆でお名前を書いて貰います。
その後は、お客様が日本酒を頼む毎に地図上の日本酒の名前のところに「一丁上がり」ハンコを押していく、というものです。
もちろん初回来店では多くても10種類しか飲めませんが、この「日本地図上で、自分が制覇していない日本酒がまだまだある」とお客様に思わせることで闘争心が芽生え、「何度か通いつめて、かならず全国制覇をしてやる」と再来店していただけるように工夫しているのです。
もちろん、再来店の場合は名前を告げると、前回来店時に使っていたその方専用のランチョンマットが出てきますので、前回からの引き続きで全国制覇を楽しめる、ということになります。
このような仕掛けによって、「東北地方制覇!」などのコメントと共にSNS投稿が行われれば、全国の日本酒ファンやコンプリートマニア達の口コミにつながり、新規客獲得にもつながっていく、という仕掛けです。
「何回もその店に通い、何かのミッションをコンプリートしていく」という同様の工夫は、ラーメン店でもスープの種類、味、食材産地などなど、色々なパターンが考えられるはずですので、ぜひ検討してみてくださいね。
豊富な実績とノウハウを持つ運用支援サービスの利用も選択肢
SNSは以上でご紹介したような活用を基本的には無料で行うことができます。ただ、一方で忙しい営業の中で人手も少なく、掲載する写真や発信方法のノウハウも手探りの中、継続して取り組むのは難しいとお感じの飲食店様もいらっしゃるかもしれません。
このような場合は、最初は思い切ってノウハウ豊富な専門の会社に初期運用を委託し、軌道に乗ったらお店自身による運用に移行するのも一つの選択肢かもしれません。一例として、GMOグループが提供しているサービスをご紹介させていただきます。
IT補助金等、公的な補助を受けて利用できる場合もありますので、よろしければお問い合わせください。
GMOコマース社 実店舗集客サービス