1. HOME
  2. 業態別 飲食店経営コラム
  3. 販促・キャンペーン
  4. 飲食店の「美味しさ」はメニュー表で決まっている?!
  • 販促・キャンペーン

飲食店の「美味しさ」はメニュー表で決まっている?!

なぜ“味”がいいだけでは繁盛しないのか?

知覚

ある日、テレビのバラエティー番組で目隠ししたり、鼻をつまんだりしてお寿司のネタを当てるコーナーがありました。結果は、全然当たらず赤身や白身の区別もついていませんでした。
テレビ番組としては面白いコーナーになっていたのですが、飲食店経営に置き換えてみると大変ですね。せっかく手間暇かけて仕込みをしておいしい商品を作ったのに、“味”だけでは商品の良さがお客様に伝わっていないということです。

それでは、どうすれば商品の良さが伝わるのでしょうか?
そのために人が感知できる五感と、五感による知覚の割合を見てみましょう。

五感による知覚の割合

人の五感は、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の5つから構成されています。知覚の割合は、視覚が83%と比重が高く、味覚が1%と低くなっています。
つまり、飲食店はお客様に対して、商品の“味”の「おいしい」は当然ながら、五感で総合的に「おいしそう」な商品を提供していくことが重要になります。
特に、五感の中で知覚の割合が83%と1番比重が高い視覚に訴求することは、効果が高いです。

そこで、今回はPOPやメニュー表を活用して、どのようにすれば“伝え方”で商品をより「おいしそう」にできるのか?という店内プロモーションの方法をご紹介させて頂きます。

“味”の良さを“伝える”こだわりPOP

メニュー表

例えば、同じラーメンを食べるのでも、ただラーメンを食べるのと、店内のPOPで「当店の麺は、国産小麦100%を使用しております。香りが特長の○○産小麦と弾力が特長の○○産小麦を独自の分量でブレンドした風味豊かなツルシコ麺です。スープは、○○産のゲンコツと背脂を12時間以上煮込み随まで使い切り、8時間熟成させて旨味を凝縮させたこだわりの濃厚コク旨豚骨スープです。ぜひ、当店自慢の一杯をご堪能下さいませ。」とラーメンのこだわりを読んでから食べるのとではどうでしょうか?

POPを読んでから食べると「これがツルシコ麺か。確かに風味もあるな。」とか「ただの豚骨スープではなくて、これが濃厚コク旨豚骨スープなのか。」など商品のこだわりを意識してもらえますよね。
商品の“味”の「おいしい」だけではなくて、なぜ“味”が良いのかを“伝える”ことで商品がより「おいしそう」になるのです。

POPでこだわりを訴求して商品をより「おいしそう」にするためには、文章で“伝える”ことが重要になります。文章の作り方は、以下の視点を参考にしてみて下さい。

視点 具体例
素材 産地(○○産の~)
鮮度(今朝採れたて~)
種類(○○種を配合したスパイス~)
大きさ(どっさり○○○グラム~)
製法 調理法(炭火でじっくり~)
時間(12時間煮込んだ~)
独自性(独自のブレンド~、秘伝のタレ~、3代続く~)
五感 視覚(メガ盛り~、厚切り~、7種の彩り~)
聴覚(ジュージュー~、サクサク~、カリカリ~)
嗅覚(香り豊かな~、海の香り~、スパイシー~)
触覚(アツアツ~、シャキシャキ~、とろける~)
味覚(濃厚~、コク旨~、ピリ辛~)
季節 季節の食材(春キャベツ~、夏野菜~、秋のサンマ~)
旬の食材(今が旬の~、新ゴボウが香る~)
名所 店名○○(有名○○ラーメン店からのれん分け~)
地名○○(○○で水揚げされた新鮮刺身3種盛り合わせ~)
店長○○(○○がこだわりにこだわり開発した~)
客層 男性(これが男の~、男なら黙って~)
女性(ヘルシ~、コラーゲンたっぷり美肌~)
高齢者(健康にいい~)
特別感 限定(期間限定~、30個限定~)
珍しさ(幻の~、プレミアム~)

ポイントとしては

  • 上記の視点を組み合わせる(例:素材×製法)
  • 専門用語は使わずにお客様でもわかりやすい言葉で具体的に表現する
  • POPをお客様から見える位置に置いて読んでもらいやすくする

などにより、商品の“味”の良さを“伝える”ように工夫したいです。

おいしさを高めるメニュー表

飲食店に入店してメニュー表を見てみると、商品名の文字だけが書いてあり、どんな商品なのかがわからない店舗がよくあります。お客様からしたら、その店舗の商品の“味”の良さがわからないので、もったいないですね。
メニュー表では、一目見ただけでお客様が「この商品を食べたいな」と思ってもらえるようにしたいです。
そこで、商品の“味”の良さを“伝える”メニュー表の作り方は、以下の3点を参考にしてみて下さい。

①レイアウトは見やすく店舗の“ウリ”がわかるようにする
商品のカテゴリーごとに枠線を引いて、ページを変えると、お客様からすると見やすくなります。そして、店舗が食べてもらいたい“1番商品”は目立たせたいです。お客様が1番に目を向ける一等地(縦書きなら右上、横書きなら左上)に大きく記載すると効果が高まります。

②おいしさを言葉で“伝える”
メニュー表でも、POP同様にこだわりの素材や製法などを“伝える”ことで、商品を「おいしそう」に見せたいです。また、商品名も工夫して“味”の良さが伝わるようにしたいです。例えば、ただの豚骨ラーメンではなく、濃厚コク旨豚骨ラーメンみたいにすると、スープにこだわりがあるのだなとお客様にわかりやすく伝わります。

③写真や色づかいで「おいしそう」にする
メニュー表に写真があると、どんな商品なのかがわかりやすいですよね。写真のポイントは、自然光(ホワイト色)で影がでるときは数箇所からライトを当て、角度は斜め45度から撮ると、色鮮やかで立体的になり「おいしそう」に見えます。また、色づかいは基本3色をベースにすると見やすいです。使用したい色ですが、白色、黒色、赤色、木目はオススメします。白色と黒色はなじみのある色なので見やすく、赤色は食欲増進色なのでアクセントに向き、木目は非日常感が重要な飲食店には使いやすいです。なお、青系の寒色は食欲減退色であり、飲食店には向かないため避けた方がいいです。

メニュー表は、お客様が商品を注文する時に必ず目にする物なので、POP作成サービスを活用してでも、こだわりたいです。

いかがでしたでしょうか。
今回は店内プロモーションの視点から、POPやメニュー表を活用して、商品の“味”の良さを“伝える”方法をご紹介させて頂きました。商品の良さを“伝える”ことで、より「おいしそう」と感じてもらえることができ、お客様の満足度が高まります。

ぜひ、商品の“味”の良さを“伝える”ことで、商品のおいしさを高めていきましょう。

HANJO 集客 令和元年の消費税増税対策
HANJO 集客 令和元年の消費税増税対策

コラム人気ランキング

  • 飲食店経営のためのお役立ち資料
  • 飲食店経営のための経営シュミレーション
PAGETOP