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Uber Eatsの売上はどう仕訳すればいいの?

デリバリーする商品を受け取る配達員

このコラムでは個人事業主の飲食店や配達パートナーがUber Eatsを利用して売上を上げた場合、どのように仕訳すればよいか解説します。仕訳例は税込経理方式で記載しています。

加盟レストランの場合

Uber Eatsにレストランとして加盟し、料理を売り上げた場合について解説します。

例題

Uber Eats上で税込3,000円にて掲載している料理の注文があり、配達員に引き渡した。 後日、料理代3,000円と消費税の調整額2円から、料理代35%分のUber手数料1,050円が差し引かれた1,952円が入金された。

解説

Uber Eatsによる売上は、配達員に料理を引き渡した時点ではなく、1週間ごとに集計されUber手数料が差し引かれた形で入金されます。したがって、以下のそれぞれの時点で仕訳が必要です。

  • 仕訳1.料理を引き渡した時点
  • 仕訳2.Uber Eatsから入金があった時点

仕訳1.料理を引き渡した時点

Uber Eatsによる料理の提供は、イートインではないため軽減税率8%適用の課税売上となります。後日入金される予定額はUber Eatsへの売掛債権として計上します。
Uber手数料は、配達してもらうことに対する手数料で、あらかじめ35%分と金額も判明しているため、料理を引き渡した時点で計上します。また、消費税の扱いは標準税額10%の課税仕入となります。

借方 貸方
売掛金 1,950円 売上 3,000円
支払手数料 1,050円 (課税仕入10%)

仕訳2.Uber Eatsから入金があった時点

銀行口座に入金された金額を計上し、料理引き渡し時点に計上したUber Eatsに対する売掛債権の消し込みを行ないます。“消費税の調整額”が発生していた場合は、計上済の支払手数料(課税仕入10%)をマイナスする形で記帳します。

借方 貸方
普通預金 1,952円 売掛金 1,950円 (課税売上8%)
支払手数料 2円 (課税仕入10%)

なお、プロモーションコードが適用された売上の場合は、”仕訳1.料理を引き渡した時点”で、プロモーションコード分の値引き金額を差し引いた売上を計上します。

配達パートナーの場合

自店にて出前を行なっている飲食店の場合、Uber Eatsの配達パートナーとして登録しておき、自店への注文が閑散となるときは他店の料理の配達を行なって、コロナ禍で厳しい売上を凌いだというケースもあるようです。
そこで、Uber Eatsの配達パートナーとしての報酬や預かり金、経費処理など、想定される仕訳も解説します。

例題A

Uber Eatsアプリの「報酬明細書」で1週間分の報酬6,000円が確定し、後日入金された。

解説A

報酬が確定した時点にて売上と売掛債権の発生を計上し、入金された時点で売上債権を消し込みます。

報酬が確定した時点の仕訳

借方 貸方
売掛金 6,000円 売上 6,000円

入金された時点の仕訳

借方 貸方
普通預金 6,000円 売掛金 6,000円
例題B

Uber Eatsアプリの「報酬明細書」で1週間分の報酬6,000円が確定し、後日入金された。

解説B

お客様から受け取った3,000円は、Uber Eatsの代わりに受け取った預り金(流動負債)として計上します。預り金をUber Eatsと清算した時点で、預り金を消し込みます。

お客様から3,000円分の代金を受け取った時点の仕訳

借方 貸方
現金 3,000円 預り金 3,000円

預り金をUber Eatsと清算した時点の仕訳

借方 貸方
預り金 3,000円 普通預金 3,000円
Uber Eats配達パートナーとして認められる経費

Uber Eatsの配達パートナーになるために支出した費用や、配達を実施するうえで生じた費用は、経費として計上することができます。具体例を示します。

分類 認められる経費の例
配達パートナーになるための費用
  • 配達用に購入した10万円以下の自転車代金
    (※10万円超の場合、資産計上し減価償却が必要)
配達を実施するうえで生じる費用
  • 自転車がパンクした際の修理代
  • バイクのガソリン代
  • 注文確認のためのスマホの通信費
    (※個人利用分と兼用の場合、家事按分が必要)
  • 車両保険費用

まとめ

以上、このコラムではUber Eatsにて想定される売上の仕訳について解説しました。

なお、本サイトで紹介している個人事業主向けクラウド会計ソフト「HANJO会計」では、ほとんどの銀行が提供しているオンラインバンキングサービスや、 各クレジットカード会社の利用明細確認情報を自動的に読み込んで、自動仕訳を行なうことができます。Uber Eatsに関連する取引もこの機能を通じて自動的に仕訳することができます。

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また、Uber Eatsで配達を行なううえで現金で支払った経費については、スマホでレシートを撮影すれば自動仕訳を行うことができます。

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