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キャッシュレス決済の導入による飲食店のメリット・デメリット

近年のキャッシュレス化

近年のキャッシュレス化について見てみると、今までにあったクレジットカードやデビットカード、電子マネーに加えて、スマートフォンでQRコードを読み取るモバイル決済という方法も普及していますね。
また、世界的にはキャッシュレス化が進んでおり、日本でもキャッシュレス社会に向けて様々な施策を打ち出しています。

キャッシュレス社会が進むと、飲食店もキャッシュレス決済を導入しているのが当たり前になるかも知れません。キャッシュレス化に対応していないと、お客様が「このお店はキャッシュレス決済ができないから違うお店に行こう」となってしまう恐れもあります。
そのため、今のうちからキャッシュレス化について準備をしておくことが重要になります。

そこで今回は、飲食店がキャッシュレス決済を導入した場合のメリット・デメリットをご紹介させて頂きます。
しっかりと、キャッシュレス化のメリット・デメリットを踏まえた上で、キャッシュレス社会への対策をしていきましょう。

QRペイメントによるキャッシュレス決済の売上向上メリット

お客様にとってキャッシュレス決済ができると、ポイントが貯まったり、現金を持ち運ばなくて安心であったり、カードやスマートフォン1つで決済が簡単にできたりと様々なメリットがありますよね。
それでは、飲食店からするとキャッシュレス決済を導入した場合には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
売上向上の視点から考えてみましょう。

①外国人のお客様数の増加
訪日する外国人数は、2018年度は3,119万人(昨年対比8.7%増)であり、年々増加しています。2020年には、東京オリンピックが開催されることもあり、さらなる増加が見込まれます。
外国ではキャッシュレス決済比率が高く、訪日数1位の中国では60%、2位の韓国では89.1%とキャッシュレス化が進展しています。また、観光する際に現地の通貨に両替をするのは手間になりますよね。

そのため、キャッシュレス決済を導入することで利便性を高めると、増加が見込める訪日外国人のお客様のご来店を促進する効果が期待できます。

②ポイントによる集客力やリピート率の向上
やっぱりお客様にとって嬉しいのは、ポイントの還元ですよね。現在は、各社のモバイル決済「○○Pay」では様々なポイントの還元を行っており利用者を増やしています。ある100億円を還元するキャンペーンでは、わずか10日程で還元額に達して終了するぐらい反響がありました。
ポイントは、お客様からするとわかりやすく目に見えて増えるので、お得感による集客力の向上が期待できます。また、「○○Pay」のモバイル決済では、ご利用して頂いたお客様にクーポンの提供ができる機能があります。それにより、次回のご来店へのプロモーションができるため、リピート率の向上に繋げることができます。

キャッシュレス決済によるコスト削減のメリット

次は、飲食店がキャッシュレス決済を導入した場合のメリットをコスト削減の視点から考えてみましょう。

①レジ業務の効率化
会計時に現金決済の場合は、お客様から現金をお預かりして、お釣りを数えてお返しするという手間が発生します。一方、キャッシュレス決済だと、それらの手間が減るので会計業務の効率化できます。また、QRペイメントによるモバイル決済の場合は、お客様がスマホで明細の確認ができるため、レシートを発行するコストの削減も期待できます。

②管理業務の効率化
QRペイメントによるレジ締めにおいては、電子化されるため、現金を数える手間が削減できます。そして、集計した売上とキャッシュレス決済でのデータが一致するかを確認すれば完了です。特に、経営者や店長の管理業務が効率化できそうです。

③リスクの回避
QRペイメントによるレジ締めで集計した売上と現金在高が合わなかった場合には、お金の数え間違いや、お釣りの渡し間違い、レジの打ち間違いなど原因を探す時間が発生します。しかし、キャッシュレス決済だとデータを照合するだけなので、売上と現金在高が合わないリスクを小さくできます。また、店舗に置いておく現金も少なくなり、現金の保管によるリスクも小さくできます。

QRペイメントによるキャッシュレス決済のデメリット

QRペイメントによるキャッシュレス決済を導入した場合には、様々なメリットがあることを見てみましたが、もちろんデメリットもあります。しっかりとデメリットも理解して、キャッシュレス化に対応していきましょう。

①コストがかかる
キャッシュレス決済を導入する場合は、キャッシュレス決済のそれぞれの方法に対応した設備を購入する必要があります。さらに、運用においては決算手数料が発生します。これは売上に対してかかる費用です。例えば、月の売上が500万円で手数料が3.25%の場合、16.25万円を決済手数料としてキャッシュレス決済を提供する企業に支払う必要があります。

②現金の流動性が低下する
飲食店の業種のメリットとして、現金の流動性があげられます。仕入れは業者からなので、月末締め翌月払いであったりします。一方、売上は一般のお客様からなので、当日に現金が入ってきます。しかし、キャッシュレス決済では、キャッシュレス決済を提供する企業が仲介するため、入金までの時間が長くなる場合があります。

③電子化によるリスク
QRペイメントによるキャッシュレス決済では、停電などの災害時には決済ができなくなってしまうことも起こります。また、セキュリティの問題もあります。実際に不正アクセスにより被害がでた事例もあります。そのため、お客様が安心してキャッシュレス決済ができるように、飲食店も十分なサポート体制を構築する必要があります。

いかがでしたでしょうか。
今回は、飲食店がキャッシュレス決済を導入した場合のメリット・デメリットをご紹介させて頂きました。今後は、日本でもキャッシュレス化が普及していくかもしれません。しっかりとキャッシュレス決済のメリット・デメリットを踏まえた上で、キャッシュレス社会に対応していきましょう。

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